もしも寝坊したらどうしよう、もしもあの人に嫌われてしまったらどうしよう、もしも仕事で失敗したらどうしよう、もしも病気になってしまったらどうしよう、小さなことから大きなことまで、恐れや不安はいつだって私たちのそばにあります。
ずっと昔から恐れや不安は「悪いもの」とされ、人類は逃れよう逃れようとしてきました。
しかしそれでもやはり恐れや不安がなくなることはありませんでした。
そもそも恐れや不安は本当に「悪いもの」なのでしょうか?
逃れることができないのならいったいどうすれば良いのでしょうか?
恐れや不安のスピリチュアルな意味とは?解決法は?
恐れや不安を感じる原因は、あなたの遠い過去や過去世において良くない経験をしたことによって生じた「ネガティブなエネルギーの塊」が潜在意識にあがってきているからです。
人は辛いこと・苦しいことを経験すると無意識のうちにそのネガティブなエネルギーが身体に流れるのを止めようとします。
するとエネルギーが塊となり、潜在意識の奥のほうにとどまったままの状態となります。
ではなぜ潜在意識にあがってくるのでしょうか?
それは、「ネガティブなエネルギーの塊」が潜在意識にあがってくることによって、その塊を浄化させようとしているからです。
潜在意識にあがる、恐れや不安という感情としてあらわれる、恐れや不安の対象に意識が向く。
意識を向けるということは、恐れや不安の対象を乗り越える・克服できるチャンスでもあるのです。
それぐらいなんとも思わないぞと思えるようになると「ネガティブなエネルギーの塊」が浄化した証拠です。
したがってもし恐れや不安という感情が湧きあがったとき、感じてみてください。
過去の辛い経験がようやく浄化に向かうときが来たのだと。
つまり言い換えると、実際にそのことが起きてしまうから恐れや不安が湧きあがってくるわけではないのです。
過去を乗り越えるために、自分がもっと幸せになるために必要なことなのだと捉えてみるようにしてください。
そうすれば心がきっと少し楽になるはずです。
まとめ
恐れや不安という感情はできれば湧いてきてほしくないですよね。
何かの予兆でこのように感じてしまっているのではないか?
と考えてしまうこともあるでしょう。
しかし恐れや不安というものはそれほど「悪いもの」ではないのです。
あなたの過去や過去世での辛い経験を浄化させるためなのです。
あなたが今よりももっと幸せに生きていくために必要なことなのです。