人は眠っているときに夢を見ます。その記憶がハッキリと残っていたり、まったく残っていなかったりしても、人は「無意識」の中で何らかの心理を反映しているものです。
私たちが意識している世界と、眠っている間の無意識の世界。夢は、その無意識の世界からのメッセージとでも考えればいいでしょうか。深層心理にある新しい視点やイメージがわいてくるかもしれません。
では、無意識からのメッセージとも言える夢にはどんな意味があるのでしょうか。
今回は結婚式に関する夢を見た場合に考えられるスピリチュアルな意味合いについてご紹介します。
結婚式の夢にはどんな意味がある?スピリチュアルなメッセージ
顔はよく覚えていないけれど、誰かとバージンロードを歩く夢を見た。真っ白いチャペルで皆に祝福されて、ブーケトスを行った。あるいは結婚式に参列した。
そういった幸福感あふれる夢を見た経験はありませんか?
夢は個人の無意識からのメッセージと言われていますので、どんな内容の夢を見たかでその意味合いがわかる、といいます。実際に夢占いや夢を分析している人もいるくらいです。
かの精神学者フロイトも「夢診断」を研究していましたし、個人のメンタルと深い関わりがあるのかもしれません。
では、今回のケースです。結婚式に関する夢を見た場合、そこから想像されるものはどういった事柄でしょうか。
結婚式は、いわば人生の晴れ舞台。そう何度も行われることではありません。その晴れ舞台を夢に見るのですから、基本的には幸せへの暗示を意味するのだそうです。
しかし、もちろん夢見た結婚式の内容によってその暗示は様々。どんよりとした結婚式であればそれはよくないことが起こる予兆かも!?いくつかケースごとに見ていきます。
自分自身が結婚式をあげている場合
まず考えられるのは結婚願望です。結婚したい、いい人と結ばれたいという願望の表れと推察されます。
「今はまだ結婚をしなくてもいいんだけど。」と思っている方でしたら、それは親元を離れて一人独立したい、という自立心が結婚というかたちで表れているのかもしれません。
結婚式の内容について、幸福そうであれば実際の結婚もうまくいきそう。けれどゴタゴタしていたり、トラブル続きの結婚式だったら……
それはあなた自身の心の焦りかもしれません。周囲に気を取られせっつかれることもあるかもしれませんが、焦らずとも好機はやってくるはず。夢はその暗示をしているのでしょう。
他人の結婚式に参列する場合
あなた自身が主役ではない結婚式に参加する夢は、対人運や恋愛運の運気が向上しているきざしであるといわれています。
結婚式の内容にもよりますが、幸福なものであればあなた自身にもきっと幸せが大きくなるでしょうし、逆に芳しくないものであれば失望や敗北といったものを近々感じてしまうかもしれません。
結婚式にトラブルがあった場合
新郎新婦が遅刻している、突然の事故で結婚式が中止になった。そういったトラブルに巻き込まれた夢であれば、結婚や婚期を逃してしまうのではないか、という警鐘であるそうです。
警告夢、といわれるものですね。警告というと不安になってしまいますが、過度な心配をする必要はありません。落ち着いて、目の前の出来事ひとつひとつに冷静に対処していけばきっと道は開けてきます。
まとめ
結婚式という晴れ舞台の夢ひとつをとっても、それが幸せな内容か?トラブルがあったか?あるいは主役は自分か他人か?
観点を変えることで見えてくるものがたくさんあります。
夢は自分の深層心理を映し出してくれる鏡にも似たものであると思います。大切なのは夢を見た後に、現実の自分がどう行動していくかです。
理想の結婚、理想の自分に近づくため、少しずつ行動していきましょう。