お父さん大好き!そんな風に思っていたのはいくつの頃まででしたか?
幼稚園、小学生頃までは『大好きなお父さん』と一緒に遊んでご飯を食べお風呂に入って眠って…
それが中学生、高校生ともなると口も利かなくなり、大学生、社会人になった頃には口を開けば喧嘩…きっとどこにでもある光景で珍しくはないと思います。
けれどなぜこんなにも父親との関係が捻じれてしまったのでしょうか?
では、父親との関係を改善するにはどうすればいいかスピリチュアルな観点から考えてみましょう。
父親との関係はスピリチュアルの本質そのもの
父親を一家の象徴とする言葉が『大黒柱』です。これは金銭面はもちろん父親は一家の精神的支柱でもある事を意味しているのではないでしょうか。
しかし、そんな父親も1人の人間です。子供の頃はわからなかった父親の嫌な面も自分が成長するにつれ自然に目につくようになります。
・自分の思い通りにならなかったらすぐに怒る
・人にばかりやらせて自分は動かない
・高圧的で自分の意見を聞いてくれない
・お酒やギャンブル三昧でだらしない
こんな父親の姿を見てあなたは次第に嫌悪感を抱いていったのではないでしょうか。これは決して悪い事ではありません。あなたが1人の大人として成長していく当たり前の事です。
しかし、離れてしまった距離を取り戻すのはとても難しい事です。そこでまずは負の連鎖を断ち切りましょう。
簡単に言えば、父親とのしがらみを改善する方法は許す事です。
あなたは自分の仕事が上手く行かない事、恋愛や結婚が上手く行かない事を表面的には自分自身の問題と思っていても潜在的に親のせいにしているのです。
こんな親に育てられたんだからしょうがないと心の奥で恨み続けているのではないでしょうか。そして全てを親のせいにして自分が変わろうとしていないのではないですか?
父親を許すにはまず自分が変わる事
思い出はネガティブなものほど強烈に残るもので、父親の嫌な姿しか思い出せないという方もいるかもしれません。
しかし、昔のアルバムや写真に写っている父親の姿はあなたが今思っている姿と同じでしょうか。今見ている父親の姿はあなたが一方的に作り上げた姿なのかもしれません。
純粋に父親が好きだった頃を思い出し、心の中で『ありがとう』が言えたなら気持ちが楽になっていきますよ。
まとめ
子供は親を選べないと言いますが実は違うのです。私達は親を選んで生まれてきたのです。それがどんな親であろうと、あなたの元に生まれてきたいと自ら選んだのです。
善くも悪くも、あなたには父親の魂が受け継がれています。それを認め受け止めましょう。
因果応報とも言いますが自分が許し変わる事で相手(父親)も変わっていきます。全てはあなたの心一つで変わっていくのです。