自分の感情がコントロールできていれば、どんなに暮らしやすいだろうと考えたことはありませんか?
感情はあふれ出るものですから、抑えようと思っていても容易ではありません。
特に怒りの感情は突発的に出てしまう事が多く、人間関係に多大な影響を及ぼすこともあります。
たった1回の感情表現で自分の人間性が誤解されていくのは、とても辛いことです。
スピリチュアルとは自分の内側をコントロールしたり、解放したりすることが出来る、まさに自分を動かしている核のような機能を持っています。
誰にでも自分の中にスピリチュアルがあって、それが自分の本質なのです。
このスピリチュアルを上手く向き合っていけば、感情を上手くコントロールすることも可能といえるでしょう。
スピリチュアル的感情コントロール法とは?
私たちの内側にはまず本能という中心物があります。
この本能を刺激されるようなことを体験したり言われたりすると、それに対して感情が生まれます。
この感情は喜怒哀楽すべての感情です。
ここで生まれた感情は、理性にまず包まれます。
この理性で一度落ち着きを持つべきだと判断されたり、感情に溺れる前に論理的に行動を起こそうなど、いわば優等生的な冷静かつ大人な判断力で感情を諭そうとします。
特に日本人は世間体や周りの目を気にする人が多いため、海外の人達から見ると感情の表現力が乏しいと見られるようです。
この強力な理性を突き抜けて感情が爆発してしまうのが「怒り」です。
本能を傷つけるような刺激を受けた際の、怒りを抑えることはかなりのエネルギーを要します。
しかし、怒りを出してしまった本人も、周囲の反応やこれからどう落ち着きを戻させるかを考えると少なからず、怒りをぶつけてしまったことに後悔を覚えます。
これは、理性を突き抜けた怒りの下に哀しみや焦り、後悔などの感情が生れてきているからです。
本能を刺激されて生まれた感情と、理性から生まれた感情が自分を冷静にさせてくれようと働いてくれているのです。
人からなだめられて落ち着くことももちろんあります。
しかし、本当に自分を元に戻そうとバランスをとってくれているのは自分の感情です。
感情をコントロールするには、自分を受け入れることです。
自分から生まれた感情もすべて受け入れて、抑えることもなく解放させてあげることも我慢しなくて大丈夫です。
まずは自分を肯定してあげましょう。
まとめ
感情のコントロールは自分を受け入れることが大切です。
感情を動かしてくる原因は様々ですが、他人から受けるものが発端であることも少なくありません。
自分の中で生まれた感情を落ち着かせられるのは、同じく自分の感情であるということを心に置いておきましょう。
他人からなだめられても、それは「その場をとりあえず落ち着かせなくちゃいけないから」という理由がほとんどです。
自分の感情に理解を示してなだめてくれているものではないことが多いでしょう。
感情のコントロールは自分を肯定し、自分の感情同士でバランスをとることです。
自分に正直に素直に感情を受け入れましょう。