蝉と言えば夏!を表す代表的なものですよね。蝉の鳴き声を聞いていると、ただでさえ暑い夏が、より暑さを感じさせます。
蝉は何年も土の中で過ごしているにも関わらず、地上では1週間しかその命を保つことができないという、儚さもある虫です。
そんな蝉ですが、スピリチュアルで見るとどういった意味合いがあるのでしょうか?
蝉の意味をスピリチュアルで見る
南フランスのほうでは、蝉は幸せの象徴と言われています。もともとその地方では蝉自体があまり生息しておらず、一部の地域だけにしか見られていなかったため、貴重な虫とされてきました。
また、蝉の鳴き声が大きければ大きいほど、豊作になるといわれており、縁起物としても扱われています。
日本でも蝉は儚いイメージがありますが、中国では逆で「再生」や「復活」の象徴とされています。真逆なイメージになっているのは、蝉は脱皮を繰りかえす生き物ですので、そのイメージなのも頷けます。
スピリチュアルで見ると、虫の種類によっては、その虫ごとに託されたメッセージが違いますが、虫に好かれている人は霊界とのつながりを持てる人といわれています。
そんな中でも蝉は「幸運」を表すと言われています。幸運な状態である人に虫が近づいたり、または、これから「幸運」を手にする人にも近づくという予兆があるとされています。
蝉が表すサイン
「幸福」の他にもう一つあります。それは「スタート」としてのサインです。蝉の一生は数年を土で過ごし、地上に上がってからその存在を表すように鳴き声をだします。
このように、人もこれまで積み重ねてきたことが、地上の世界にでたときに、その存在を周囲に知らしめると言われています。
虫の中で不幸を象徴する虫
それはハエや蛾、アリなんかも不幸を招く虫と言われています。何匹も群がっている様子をみた場合は注意した方が良いでしょう。
まとめ
蝉のサインは基本的にポジティブな姿勢を表します。
たった一週間しか生存できなくても、温めてきた期間があるからこそ、地上にでたときにその鳴き声を、力の限り鳴くことが出来るのかもしれません。
私たちも今はまだ眠っていることがあっても、その力を出せるときがくると信じ、そう日々の生活を送っていくと、いつかは蝉のように一気に力を開花させれるのではないでしょうか。