お墓参りに行こうとして雨が降ってきたら、お墓参りをしてはいけないような気がしますよね。お墓参りに行くときに雨が降っていた場合のスピリチュアル的な意味について解説していきます。
また、お墓参りに行くべきなのか、行かないべきなのかについても説明しますので、行こうか迷っている方も是非一読してください!
目次
お墓参りの日の雨が持つスピリチュアルな意味とは
雨とはそもそもスピリチュアル的にどのような意味を持つのかご存知でしょうか。
実は雨は多くの人から鬱陶しい、不吉だと思われがちですが、スピリチュアル的にはマイナスな意味は持っていません。
雨は気を浄化するものとして、捉えられています。少ない雨は空気を浄化し、中くらいの雨は植物・動物・人間を浄化し、大降りの雨は大地と海を浄化すると言われています。そのため、雨が降ったことによって、今までマイナスだった気持ちも浄化されることも多いのです。
まさに昔から言われている“恵の雨”は、大地を潤すだけではなかったのですね。そういったことから、「雨の日にお墓参りに行ってはいけない」ということは迷信で、雨の日でも構わずお墓参りに行って大丈夫です。
雨の日のお墓参りに行く際の注意点
雨の日にお墓参りに行く場合には、何点か注意することがあります。特にお墓が屋外である場合には以下のポイントに気を付けて、お墓参りするようにしましょう。
雨で足元が悪くなっているため、転ばないようにする
特に墓石は滑りやすくなっているので、注意が必要です。雨の日は傘やカッパで視界が悪くなっているだけでなく、地面に水たまりが出来ていたり、滑りやすくなっていたりします。
「雨の日でも絶対にお墓参りしないと先祖にたたられる」なんてことはありませんので、もし別の日にお墓参りをすることが出来るのであれば、無理に行かなくても大丈夫です。
動きやすい服装・滑りにくい靴で出かける
雨が降っているといつも以上に動きが取りにくくなります。動きやすい服装や、滑りにくい靴(履きなれた靴でも可)で行くことをおすすめします。
傘だけでなくカッパも着ていくと安心
年に数回しかお墓参りに行けないという方は、ぜひ雨でも訪れた際にお墓の掃除をしてあげましょう。そのために、カッパを着ていくと安心です。
お墓参りに行く回数が限られているのであれば、墓石の掃除もしっかりとする
年に数回しか会えないのに、お墓を汚いままにして帰ってしまうのは良くないですね。簡単にでも良いので、お墓を綺麗に掃除してあげましょう。
線香やお供え物も是非行って
雨の日なら線香やお供え物なんて意味がないのでは、と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことはありません。
線香が雨で消えてしまったとしても、一度はつけて、お供え物と共にご先祖様に差し上げましょう。お参りが終わった後にお供え物と消えてしまった線香は下げてしまっても構いません。
まとめ
お墓参りの日の雨が持つスピリチュアルな意味から、雨の日のお墓参りの注意点まで紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。
年に何回も行けるわけではない、お墓参り。ぜひ雨の日でもお墓参りはするようにしましょう。