普段、何気なく日本語のように使っている「スピリチュアル」という言葉。
英語のスペルではどう書くのでしょうか。
また、その意味はどんな意味をもっているのでしょうか。
英語のスペルでスピリチュアルはどう書くか?
「スピリチュアル」という言葉。
英単語では「spiritual」と書きます。
英単語はもともと、ドイツ語やフランス語、ラテン語などに由来をもちます。
この「spiritual」という単語はラテン語に由来をもつと考えられています。
では、この「spiritual」はどのような意味をもつのでしょうか。
英単語のスピリチュアルから読み解く意味
「spiritual」ラテン語のキリスト教用語を由来に持つ言葉です。
キリスト教の宗教心の持ち方などの意味をもつ言葉でした。
その後、「霊性」という言葉の意味を持つように変化してゆきました。
英単語での意味では「霊的な」というものになり、私たちが普段使う「スピリチュアル」の意味になってきます。
しかし、この「霊的な」という言葉は今一つイメージしにくい言葉です。
広辞苑(新村 出編 広辞苑第七版)では「霊的な」の意味として「霊魂に関するさま」という説明があります。
では「霊魂とは?」と考えてしまいます。
続けて広辞苑(新村 出編 広辞苑第七版)で調べてみると「肉体のほかに精神的実体として存在すると考えられるもの。たましい。」と説明があります。
まとめ
ニューエイジの世界観から日本でもブームになった「スピリチュアル」な世界観。
ニューエイジの世界では前世やソウルメイト、など「たましい」に関する話がたくさん出てきます。
元はキリスト教から生まれた「スピリチュアル」という言葉。
実はキリスト教の世界観では生まれ変わりはないとされています。
前世や輪廻転生などですが、これはむしろ仏教での世界観になります。
こんな不思議な変化を遂げてきた「スピリチュアル」という言葉です。
現在は様々な「スピリチュアル」な世界観が紹介されています。
これらのスピリチュアルな世界観に共通しているのは「目にみえない」ものはでありながらも「存在している」こと。
サン=テグジュペリの作品で有名な「星の王子さま」の作中に出てくるキツネは「大事なものは目に見えない」と言います。
また「サンタクロースっているんでしょうか」という絵本でも、目に見えないものの大切さを新聞記者が「サンタクロースは本当にいるの?」という手紙をくれた子供に説明しています。
小さな子供たちに届けられた絵本にも「目に見えないもの」の大切さを伝える作品があふれています。
スピリチュアルブームである今の時代は、沢山の人が「目に見えない」大切な存在を見つけはじめた時代なのかもしれませんね!