最近は断食のことを「ファスティング」と呼んでいる人もいますね。私たちが考えるファスティングは、腸の健康やダイエット効果をイメージするかと思います。
しかし、実は潜在的に持っている力や第6の感覚が研ぎ澄まされるというスピリチュアルな効果もあります。
今回は、このことについて書いていこうと思います。
スピリチュアルの考え方の断食と効果とは?
みなさんは、インド独立の父と呼ばれたマハトマ・ガンジーという人をご存知ですか?
ガンジーの断食のきっかけは、投獄でした。ガンジーは、投獄中に断食という「行」を行っていたのです。心を鍛えていたのです。
また、お坊さんの修行で千日回峰行「堂入り」という9日間飲み食い一切しない修業があります。ガンジーもお坊さんも同じことが言えるのは「欲を捨てる」ことだと思います。スピリチュアルの考えでも、「欲を捨て、精神を研ぎ澄ますもの」と考えています。
生きている上で、食欲は3大欲求の1つですので、それを強制的に抑え込むというのは生とあの世の境である反面、無と再生とも言えるのだそうです。
断食をすることで内面を解毒してくれ、今まで感じなかったものを感じる事ができたり、感覚が敏感になったり、今までの自分とは違うような感覚になるのだというのです。
つまりこれは、新しい自分(再生)を作り出せるということだという事です。今の自分が不鮮明に感じたり、考えがまとまらない時、あるいは自分と言う人間を今一度見つめ直したい時などにおすすめなのだそうです。
まとめ
いかがでしたか?
私は、ちょっと前にちょうど千日回峰行をやり遂げたお坊さんのドキュメントをテレビで観ました。堂入りのころは、本当にきつそうに思いました。
その人が行を終えたあと、「今まで感じた事がなかったものも感じるようになった。耳が良くなった」など発言していました。この言葉全てが私にはスピリチュアルに思えました。行をなし終えた人は皆口を揃えて同じような事を言うというのだから、また驚きです。
断食は、ダイエット効果などもあるかもしれませんが、精神が研ぎ澄まされて様々な角度から物事を見る事も出来るのだろうなと思いました。