別れて初めて、その恋人が大切だったことに気付くということもあるかと思います。相手の距離が近く近況が分かるから気付くこともあるでしょうし、連絡も取れずにどうしているのかすらわからなくて逆に気になってしまう、なんてこともあるのではないでしょうか。
前者の場合は連絡の取りようもあり復縁のためアプローチをすることもできますが、後者のように音信不通になってしまった場合は糸口さえ見当たらずどうしようもありません。
そういう悩みを抱いてしまった人へのスピリチュアルの観点から、心のケアと解決法について紹介していきます。
音信不通、でも復縁したい。執着を手放すためのスピリチュアル
別れた理由や経緯によって多少は違いはあれど、なかなか心の整理がつかないと思います。「どうして?」や「何が悪かったの?」という言葉があふれてきてしまうこともあるでしょう。
会えばどうにかできると思って思わず連絡を取ろうとしてしまう心も分かりますが、これは多くの場合で逆効果に働きます。相手からすれば理由があって別れを切り出したのですから、追われれば当然逃げてしまいます。
なので、いったん連絡するのは止めておいて、ほとぼりが冷めるのを待ちながら、自分を見つめ直す時間を作ります。ここで待たず何度も連絡してしまうと逆に嫌悪感が募り最悪着信拒否をされてしまいます。これでは本当にどうにもなりません。
また、自分と現実を見つめ直すことで、「復縁したい」「もう一度会いたい」という執着が自分を苦しめていることに気付くと思います。
スピリチュアルにおいては、この執着を手放したことで初めて願いが叶うと言います。とてもつらいことではありますが、まずは現在をしっかり見つめること。何らかの理由で今があること、そこから目を逸らすことなくしっかり受け止めるのです。現実から目を逸らし続けるのはいつまでたっても苦しいままです。
その上で、そのつらさのほかにどんな思いを抱えているかを掘り下げて考えてみます。きっと、相手を今でも思う気持ちがあることでしょう。それはとても大切なものですから、蓋をせずちゃんと自分の思いとして持っておきましょう。無理に忘れることも気付かないふりをすることもありません。持っていて良いものです。
あなたの気持ちはそのまま、執着だけを手放すためにはどうしたらよいのか?
それは、相手が今はあなたとの別れを望んでいること、つまり相手の気持ちを尊重することです。辛いかもしれませんが、相手の今の気持ちを認めてあげるのです。
相手にも心があり、それを思い通りにできるわけではありません。だからこそ、ありのままの相手の気持ちを大切にする。これだけで、意外と事態が好転することもあるのです。
まとめ
スピリチュアルにおいて、別れにも意味があると言われています。好きな人との別れは時にとても痛みを伴うくらい辛いことではありますが、その別れの中にも貴女が経験するべき何かが隠されているという考え方をします。
その経験すべき何かに気付けなければ相手との関係を解決することが出来ません。なにが自分に足りなかったのか、その結果に何が起こったのかを考えてみましょう。
「愛すること」は色々な欲が絡み合い複雑に見えて、その根底は相手の幸せを願う、相手のことを思うというとてもシンプルなものなのです。