意外と混同しやすい、『オカルト』と『スピリチュアル』ですが、その違いについてみなさんはご存知でしょうか。
そもそも根本的にジャンルが違う二つですが、どのように違うのか紹介していきます。
オカルトとスピリチュアルの意味の違いとは
オカルトの特徴
オカルトという言葉、元々その時代に合わない知識や学問を指す言葉でした。
また、オカルトといっても様々な考え方があるため、一つのくくりとしてまとめて説明するのは難しいのですが、どれにも共通している部分を説明していきます。
オカルトは「世界の仕組みはどのようになっているのだろう」という考えのもとにあります。そのため、学者のような人が多く存在しています。ただし、一般的な学者と違うのが『理論』で考えるわけではないということ。
オカルトの世界では『体験』や『経験』に基づいて、世界の仕組みを理解しようとしています。
スピリチュアルの特徴
科学文明が発達するにつれ、発展してきた『スピリチュアル』。そのため、科学技術や物質文明に対して批判的な側面を持ちます。
そういった特徴があるため、スピリチュアルは「自然に帰ろう」「宇宙と一つになろう」などという考え方に基づいています。そういった考え方が基本にあるため「守護霊の守り」や「宇宙人との交信」など、同じスピリチュアルでも違いが見られます。
その他にも「世界をより良くしたい」という想いを持っている人が大半であることから、スピリチュアル関係者には善人が多いと言われています。また、オカルトに比べて積極的に他社と関わろうとする人が多いとも言われています。それはオカルトよりも善人が多いからなのではないでしょうか。
オカルトとスピリチュアルには共通点も?
似ていると思われていたオカルトとスピリチュアルですが、似ている部分はあるのでしょうか。
共通しているのは『汎神論』と言う考え方のみです。『汎神論』とは、古代から続く考え方で、神と自然が同一であるという意味です。
その他の細かい部分での共通点はほとんどありません。
まとめ
『オカルト』と『スピリチュアル』の違いをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
似ているようで、全く異なることが分かりますよね。
この違いを理解しておくことで、それぞれの世界観をしっかりと理解しておくことが出来ますので、今後もこの違いを意識してみてくださいね。