スピリチュアル、メンタル、両方とも精神についての言葉です。
ただ、そもそもスピリチュアルとは何でしょうか。
メンタルという言葉とは何が違うのでしょうか。
違いについて考えていきたいと思います。
メンタルとスピリチュアルの言葉の違いとは?
まずメンタルの意味について考えていきましょう。
メンタルとは何でしょうか。
メンタルとは、心・心理・精神を表す言葉だと言われています。
メンタルという言葉ですが、「メンタルが強い、メンタルが弱い」という言い方をよくします。
「メンタルケア」という言葉を聞いたことがありますか。
メンタルケアは精神的な苦痛である「不安・いらだち・孤独感・恐れ・うつ・怒り」などに対するケアのことを指します。
そのような気持ちを持っている方に対して、話をよく聴き、言葉の行間を読み、言葉にならない気持ちを理解しようとすることがメンタルケアです。
続いて、スピリチュアルについて考えていきましょう。
「スピリチュアル」とは、「精神的な」「聖霊の」「霊的な」という意味を持つ英単語「spiritual」が本来の意味と言われています。
先ほどメンタルケアについて考えていきましたが、「スピリチュアルケア」という言葉についても考えていきましょう。
スピリチュアルケアとは、人間の心の深いところにある人間の根本的な痛みや、無意味・無価値・空虚などといった自己の存在意義から生じる苦痛などをケアすることだと言われています。
「何のために生きているのか」という人生の意味への問いや、「なぜ、こんな病気になってしまったのだろうか」「今のこの苦しみに意味はあるのか」という辛い状況に対する自分への問い、「亡くなった後はどうなるのか」という命の問題などがあります。
恐らくこのような問いには、明確な答えはないと思われます。
人それぞれに価値観があり、考え方があるので、他人に解決できるものではありません。
本人自身が自分の問いかけに答えをみつけられるように、相手の気持ちに寄り添うことで、解決に近づけることが必要ですね。
まとめ
メンタルとスピリチュアルは精神を意味する言葉です。
辛い気持ちになることや、生きている意味や自分の存在価値を問うということは、恐らく誰にでもある経験だと思います。
そう考えるとメンタルやスピリチュアルは誰にでも身近な存在であると言えそうですね。